【思考のメニュー】中学入試も一段落。国語はやはりすごい文章が。 ― 2010/02/05 21:14
年末からこの二月頭にかけて、東北、九州、中四国などから始まって近畿圏、首都圏と中学入試が行われました。
公立の一貫校の増加や、大学附属校の新設などで、少子化の中でも中学入試はかなりの受験熱を保っています。
そんな中学入試の問題を見ると、いろいろと考えさせられることがあります。
最難関校の代表とも言うべき開成中学校。その国語で出題された文章は、太宰治「思い出」(「晩年」所収)と、内田樹「もしも歴史が」でした。太宰は2009年が生誕100年でした。太宰はほかにも、女子学院(「犠牲」)、光塩女子学園第二回(「新樹の言葉」)で出題されています。小学生にはあまりなじみがないであろう太宰が出題されるのは、今年に関しては、100年記念という事があるでしょう。開成のもう一題、内田樹氏の文章、これは氏の著作には収められていません。氏のブログに掲載されている文章なのです。これも時代だという感じがしますが、もうひとつ中学受験の特徴をもっともよく表していることがあります。実はこの文章、氏の説明によれば、小学校の教科書用にと依頼されて執筆したものの、小学生にはむずかしいだろうという理由で編集会議でボツになったものなのです。氏はボツになったことについては「なるほど。まことに理にかなった展開である。」と記されている。
小学生には難しいと編集者にも著者自身にも判断されて教科書に掲載されなかった文章が出題される、というのは、まさに中学受験の要求の高さを物語っています。2008年の千葉日本大学第一に「東京タワーの面白さは、大人にならなければわからない。」とある中沢新一の「アースダイバー」が出題されたこのもありますが、それが中学入試の現実です。開成レベルではテクニックだけでは太刀打ちできません。この国語を読み解くには、本気でかなりの精神年齢の高さが要求されるのです。
実際、中学入試に出題される文章は、中学校の教科書に載っているものもありましたし、以前から公立高校の現代文よりもハードであることが少なくなかったのですが、昨今、場合によっては大学入試と遜色ないものであることも珍しくなくなってきました。例えば、「平成二一年全国大学国語入試問題詳解」(學燈社)掲載の出典一覧をもとに過去四年間の合計で順位をつけた上位二〇人が次になります。
95校 茂木健一郎
77校 鷲田清一
70校 内田樹
68校 外山滋比古
62校 養老孟司
57校 山崎正和
56校 齋藤孝
54校 加藤周一、河合隼雄
53校 正高信男
45校 夏目漱石
39校 村上陽一郎
38校 中村雄二郎
37校 大岡信、佐伯啓思
35校 阿部謹也
34校 大庭健
32校 鈴木孝夫、藤原正彦
31校 池内了
これに対して、私が二〇〇九年度の中学入試問題を首都圏・近畿圏を中心に約690題を集計した結果はこうなっています。
31校 重松清
9校 あさのあつこ
8校 外山滋比古、椰月美智子
7校 河合隼雄、菅野仁、湯本香樹実、茂木健一郎
6校 内山節、日高敏隆、梨木香歩、齋藤孝
5校 石田衣良、池上彰、内田樹
4校 阿部夏丸、井上靖、樫崎茜、江國香織、森絵都、森山卓郎、森本哲郎、瀬尾まいこ、池澤夏樹、中沢けい
一位の重松清と二位のあさのあつこは、やはり中学入試というところでしょう。とくに重松清は二位の三倍以上となっています。そうした中学受験特有の傾向がある一方で、外山滋比古、内田樹、茂木健一郎、河合隼雄など共通の著者も少なくないことがわかります。実際にほぼ同一の文章が大学入試と中学入試で出題されたことすらあります。
しかし、それは中学校が無茶をしているというのとは違います。難関或いは名門と呼ばれる私立中学校の入試問題は、どういう子どもに来てほしいのか、あるいはこういうことは今考えておいてほしいという点において、しっかりとした主義主張があって素材文も選ばれており、設問も単に難しいのではなく、設問を解いてゆくことが文章理解を助けて深めていくように工夫されていることが少なくありません。
受験国語の読解ですから、自分の自由に読み取るものではないという制限があることは否めませんが、それでも電話帳のような入試問題集を頭から解いていくと、「いい文章を選んでいるなあ」とか「鋭い設問だなあ」とか、あるいは「よく考えられた構成だなあ」と感心させられることがしばしばあります。
そして、そうした問題を作ってくる中学校は、この問題を乗り越えてきた生徒であれば、批評や論述や弁論などのより高度な言語活動については、自分たちの責任において身につけさせることができる、そう考えているように思えます。それは、奈良県の東大寺学園や茨城県の茗溪学園など、いくつかの中学校で行われている自由研究論文などに見て取ることができます。驚くほど内容のしっかりしたものを仕上げています。
入試はふるい落すための試験とよく言われますが、本当によい中学入試は、すくい上げる試験であったり、子どもを成長させる試験であると思います。
ちゃんと考えている中学校は、その姿勢が入試問題に滲み出しています。言ってみれば、入試問題は中学校からのメッセージが詰まった、ちょっと暗号化された手紙のようなものです。
ですから、受験生をお持ちのお父様お母様方には、学校見学や説明会に足を運ぶだけでなく、入試問題も解いていただきたい。そうすれば、学校の先生のお話からは窺えない中学校の姿が見えてくるはずです。もし、先ほど書いたような意味でうなるような入試問題を作っているなら、そこはすごい中学校だと思っていいでしょう。
公立の一貫校の増加や、大学附属校の新設などで、少子化の中でも中学入試はかなりの受験熱を保っています。
そんな中学入試の問題を見ると、いろいろと考えさせられることがあります。
最難関校の代表とも言うべき開成中学校。その国語で出題された文章は、太宰治「思い出」(「晩年」所収)と、内田樹「もしも歴史が」でした。太宰は2009年が生誕100年でした。太宰はほかにも、女子学院(「犠牲」)、光塩女子学園第二回(「新樹の言葉」)で出題されています。小学生にはあまりなじみがないであろう太宰が出題されるのは、今年に関しては、100年記念という事があるでしょう。開成のもう一題、内田樹氏の文章、これは氏の著作には収められていません。氏のブログに掲載されている文章なのです。これも時代だという感じがしますが、もうひとつ中学受験の特徴をもっともよく表していることがあります。実はこの文章、氏の説明によれば、小学校の教科書用にと依頼されて執筆したものの、小学生にはむずかしいだろうという理由で編集会議でボツになったものなのです。氏はボツになったことについては「なるほど。まことに理にかなった展開である。」と記されている。
小学生には難しいと編集者にも著者自身にも判断されて教科書に掲載されなかった文章が出題される、というのは、まさに中学受験の要求の高さを物語っています。2008年の千葉日本大学第一に「東京タワーの面白さは、大人にならなければわからない。」とある中沢新一の「アースダイバー」が出題されたこのもありますが、それが中学入試の現実です。開成レベルではテクニックだけでは太刀打ちできません。この国語を読み解くには、本気でかなりの精神年齢の高さが要求されるのです。
実際、中学入試に出題される文章は、中学校の教科書に載っているものもありましたし、以前から公立高校の現代文よりもハードであることが少なくなかったのですが、昨今、場合によっては大学入試と遜色ないものであることも珍しくなくなってきました。例えば、「平成二一年全国大学国語入試問題詳解」(學燈社)掲載の出典一覧をもとに過去四年間の合計で順位をつけた上位二〇人が次になります。
95校 茂木健一郎
77校 鷲田清一
70校 内田樹
68校 外山滋比古
62校 養老孟司
57校 山崎正和
56校 齋藤孝
54校 加藤周一、河合隼雄
53校 正高信男
45校 夏目漱石
39校 村上陽一郎
38校 中村雄二郎
37校 大岡信、佐伯啓思
35校 阿部謹也
34校 大庭健
32校 鈴木孝夫、藤原正彦
31校 池内了
これに対して、私が二〇〇九年度の中学入試問題を首都圏・近畿圏を中心に約690題を集計した結果はこうなっています。
31校 重松清
9校 あさのあつこ
8校 外山滋比古、椰月美智子
7校 河合隼雄、菅野仁、湯本香樹実、茂木健一郎
6校 内山節、日高敏隆、梨木香歩、齋藤孝
5校 石田衣良、池上彰、内田樹
4校 阿部夏丸、井上靖、樫崎茜、江國香織、森絵都、森山卓郎、森本哲郎、瀬尾まいこ、池澤夏樹、中沢けい
一位の重松清と二位のあさのあつこは、やはり中学入試というところでしょう。とくに重松清は二位の三倍以上となっています。そうした中学受験特有の傾向がある一方で、外山滋比古、内田樹、茂木健一郎、河合隼雄など共通の著者も少なくないことがわかります。実際にほぼ同一の文章が大学入試と中学入試で出題されたことすらあります。
しかし、それは中学校が無茶をしているというのとは違います。難関或いは名門と呼ばれる私立中学校の入試問題は、どういう子どもに来てほしいのか、あるいはこういうことは今考えておいてほしいという点において、しっかりとした主義主張があって素材文も選ばれており、設問も単に難しいのではなく、設問を解いてゆくことが文章理解を助けて深めていくように工夫されていることが少なくありません。
受験国語の読解ですから、自分の自由に読み取るものではないという制限があることは否めませんが、それでも電話帳のような入試問題集を頭から解いていくと、「いい文章を選んでいるなあ」とか「鋭い設問だなあ」とか、あるいは「よく考えられた構成だなあ」と感心させられることがしばしばあります。
そして、そうした問題を作ってくる中学校は、この問題を乗り越えてきた生徒であれば、批評や論述や弁論などのより高度な言語活動については、自分たちの責任において身につけさせることができる、そう考えているように思えます。それは、奈良県の東大寺学園や茨城県の茗溪学園など、いくつかの中学校で行われている自由研究論文などに見て取ることができます。驚くほど内容のしっかりしたものを仕上げています。
入試はふるい落すための試験とよく言われますが、本当によい中学入試は、すくい上げる試験であったり、子どもを成長させる試験であると思います。
ちゃんと考えている中学校は、その姿勢が入試問題に滲み出しています。言ってみれば、入試問題は中学校からのメッセージが詰まった、ちょっと暗号化された手紙のようなものです。
ですから、受験生をお持ちのお父様お母様方には、学校見学や説明会に足を運ぶだけでなく、入試問題も解いていただきたい。そうすれば、学校の先生のお話からは窺えない中学校の姿が見えてくるはずです。もし、先ほど書いたような意味でうなるような入試問題を作っているなら、そこはすごい中学校だと思っていいでしょう。
mini5800 ― 2009/04/05 17:18
先日、香港に旅行に行った際、「先達廣場」に行きました。言わずとしれたケイタイオタクビルです。最新のモデルから、大陸の怪しいものまで目白押しですが、今回は「mini5800」なるモデルを購入しました。他の大陸もの同様メーカー名は不明です。
名前からもわかるように、「NOKIA 5800」のコピーですが、ただのコピーではありません。まずパッケージには本物っぽい写真が掲げられています。パッケージ全体はリンゴっぽいですが。では取り出してみましょう。
ちっちゃっ!しかもパッケージの写真とアスペクト比が異なります。あんまり5800ぽくないですね。
本体全面上部には「MINI 5800」とモデル名があります。なぜか、下部にはボーダフォンのロゴと「vodafione」の文字が。実に微妙なセンスです。
そして裏ぶたを開けると、バッテリーには燦然と「NOKIA」の文字が。たしかに純正の「BL-4B」バッテリーそっくりですが、互換性があるかどうかはなぞです。

バッテリーをはずすと、SIMカードスロットが二つと、microSDスロットが一つあります。カメラも搭載していますので、もはやこれ以上は無理という詰め込み状態になっています。
ロックスクリーンからホーム画面に戻すためには画面下部のスライドバーを使用します。iphoneぽいですね。このあたりは、先行する「mini iphone」からの流用でしょうか。
また、なんでも詰め込んでしまえ、というのが大陸携帯の特徴の一つですが、今は加速度センサー搭載がはやりのようで、この「MINI 5800」も加速度センサーを搭載しています。
なんと、振ると壁紙が変わる(笑)。一応アンドロイド携帯のようにメニュー画面の切り替えや今回は使っていませんが、ミュージックプレーヤーも加速度センサー対応になっています。機能を無駄遣いしているわけではないですが、なんか間違えている?。
その他の特筆すべき機能としては、FMラジオ。AMRやWAVでの録音が可能になっています。また、入力こそできないものの、ひらがな・カタカナの表示も可能です。

ちなみに本物の5800はこんな感じですね
功夫之王(邦題「ドラゴン・キングダム」) ― 2008/07/03 22:26
「功夫之王」をDVDで観賞した。袁和平がアクション監督とはいうものの、敵の兵士がわらわらと登場して主人公一行が逃げるという展開が多く、全体的にはもう一工夫ほしいところ。
それでもやはり、光るところは多い。まず成龍演じる盧彦初登場のシーン。ふらっと通りかかって主人公を助けるのだが、この盧彦、酔拳使いなのである。あたかも映画「酔拳」で成龍演じる黄飛鴻の前に現れた袁小田演じる蘇化子のような風体、そして人をくったような酔拳アクション!成龍のアクションに期待が募る展開だ。ちなみに、このあと盧彦は主人公を鍛えるのだが、それは馬歩の姿勢で頭に石を載せて落とさないようにさせたり、腕立て伏せをさせたりと、成龍・蘇化子競演の「酔拳」「蛇拳」で見られた特訓シーンを髣髴とさせるものがあって、フルからのファンには感慨深いものがある。
そしてなんといっても最大の見所は李連傑と成龍との「黄飛鴻対決」。李連傑演じる黙僧はその名のとおり寡黙な僧侶、成龍の酔拳に対して蟷螂拳で応戦、成龍はさらに虎拳を繰り出すという大熱戦。展開としては李連傑がやや押し気味で決着がつかずに終了するが、仲間になるのでこれはこれでよし。
あと頑張っているのが白髪魔女を演じる李冰冰。主人公一行を追い詰めるクールビューティーですが、最後は成龍との死闘を繰り広げます。結構ダブルを使わずにやっているように見受けられました。
残念だったのは、ラスボス鄒兆龍と李連傑との対決。これはストーリー展開上二段構成になっているのだが、最終決戦は孫悟空の李連傑対玉疆戦神の鄒兆龍。言ってみれば神仙対決ということなので、特撮満載の対決で、折角武術高手同士の対決なのに、肉弾戦的な緊迫感というか迫力に欠けるのが残念。一言で言えばアクションに「重さ」が感じられず「軽い」感じがする。まあこれは特撮の宿命みたいなもの。ちょっと前に、「導火線」での甄子丹対鄒兆龍の「ほんとに入っているんじゃないですか」的な重量感あるアクションを見た後なので、よりその辺の不満が募ってしまった。
それでもやはり、光るところは多い。まず成龍演じる盧彦初登場のシーン。ふらっと通りかかって主人公を助けるのだが、この盧彦、酔拳使いなのである。あたかも映画「酔拳」で成龍演じる黄飛鴻の前に現れた袁小田演じる蘇化子のような風体、そして人をくったような酔拳アクション!成龍のアクションに期待が募る展開だ。ちなみに、このあと盧彦は主人公を鍛えるのだが、それは馬歩の姿勢で頭に石を載せて落とさないようにさせたり、腕立て伏せをさせたりと、成龍・蘇化子競演の「酔拳」「蛇拳」で見られた特訓シーンを髣髴とさせるものがあって、フルからのファンには感慨深いものがある。
そしてなんといっても最大の見所は李連傑と成龍との「黄飛鴻対決」。李連傑演じる黙僧はその名のとおり寡黙な僧侶、成龍の酔拳に対して蟷螂拳で応戦、成龍はさらに虎拳を繰り出すという大熱戦。展開としては李連傑がやや押し気味で決着がつかずに終了するが、仲間になるのでこれはこれでよし。
あと頑張っているのが白髪魔女を演じる李冰冰。主人公一行を追い詰めるクールビューティーですが、最後は成龍との死闘を繰り広げます。結構ダブルを使わずにやっているように見受けられました。
残念だったのは、ラスボス鄒兆龍と李連傑との対決。これはストーリー展開上二段構成になっているのだが、最終決戦は孫悟空の李連傑対玉疆戦神の鄒兆龍。言ってみれば神仙対決ということなので、特撮満載の対決で、折角武術高手同士の対決なのに、肉弾戦的な緊迫感というか迫力に欠けるのが残念。一言で言えばアクションに「重さ」が感じられず「軽い」感じがする。まあこれは特撮の宿命みたいなもの。ちょっと前に、「導火線」での甄子丹対鄒兆龍の「ほんとに入っているんじゃないですか」的な重量感あるアクションを見た後なので、よりその辺の不満が募ってしまった。
シンガポールでお財布携帯 ― 2008/06/20 22:51
シンガポールの通信キャリア「StarHub」がDocomoと提携して「おサイフケータイ」サービスを始めることを16日に発表しました。日本でも20日には新聞発表されました。
シンガポールには交通ICカードの「Ez-Link」というのがあって、マクドナルドなどでは支払いに使うことが出来ます。今回はその機能を携帯に持たせようということらしいです。シンガポールの携帯3キャリアのうち、「StarHub」はもともとDocomoとは提携関係が強くてシンガポールでは唯一「iモード」サービスを行っていました。また、シンガポールの携帯キャリアの事業形態は日本のそれに近いので、日本のシステムを取り入れやすいのかもしれません。
ただ、香港ではオクトパスでの支払いが非常に広く行われているのに対して、シンガポールの「Ez-Link」はまだまだ買い物などの利用は制限が多いので、どこまで使えるサービスになるかはこれからの「Ez-Link」の展開にかかっていると言えそうです。
便利至極! タクシーのSMSブッキング ― 2008/05/20 00:12
先日から、シンガポールのタクシー会社「Comfort」が携帯電話のSMSを使ったブッキングをはじめました。
これは 71222 に、「BOOK <郵便番号> <場所>」と入力したSMSを送るというもの。たとえば、「BOOK 1023456 taxi stand」といった感じです。郵便番号の代わりにビルの名称でも受け付けてくれますが、登録されているとおりの名称でないと、「該当する住所がありません」と拒絶されてしまいます。
シンガポールはほとんどビルごとに郵便番号が割り当てられているので、これで場所がほぼ特定できるため、最後の場所は、何番ゲートとかタクシースタンドなどの詳細になります。
数秒で、現在ブッキング中である旨とこちらの居場所の確認を知らせるメールが届き、その数秒後にはブッキングできたタクシーの車種、ナンバー、到着までの時間などが、これもSMSで届きます。万が一、ブッキングできなかった場合もその旨を記したSMSが来るので安心です。また、SMSブッキングを申し込んだすぐ後に流しのタクシーがつかまってしまった場合、同じ 71222 に「cancel」と入力したSMSを送れば、即座にキャンセルされます。
電話のブッキング(いわゆる「on call」)だと、なかなか電話がつながらないし、自分のいる場所だけではなく目的地も説明しないといけないなど英語が苦手な私などにはいささか面倒だったんですが、このSMSブッキングはきわめて簡便で、使いやすいです。先日は一日に2回も使ってしまいました。
これは 71222 に、「BOOK <郵便番号> <場所>」と入力したSMSを送るというもの。たとえば、「BOOK 1023456 taxi stand」といった感じです。郵便番号の代わりにビルの名称でも受け付けてくれますが、登録されているとおりの名称でないと、「該当する住所がありません」と拒絶されてしまいます。
シンガポールはほとんどビルごとに郵便番号が割り当てられているので、これで場所がほぼ特定できるため、最後の場所は、何番ゲートとかタクシースタンドなどの詳細になります。
数秒で、現在ブッキング中である旨とこちらの居場所の確認を知らせるメールが届き、その数秒後にはブッキングできたタクシーの車種、ナンバー、到着までの時間などが、これもSMSで届きます。万が一、ブッキングできなかった場合もその旨を記したSMSが来るので安心です。また、SMSブッキングを申し込んだすぐ後に流しのタクシーがつかまってしまった場合、同じ 71222 に「cancel」と入力したSMSを送れば、即座にキャンセルされます。
電話のブッキング(いわゆる「on call」)だと、なかなか電話がつながらないし、自分のいる場所だけではなく目的地も説明しないといけないなど英語が苦手な私などにはいささか面倒だったんですが、このSMSブッキングはきわめて簡便で、使いやすいです。先日は一日に2回も使ってしまいました。
三都周遊 ― 2008/04/09 10:53
春期の休暇を利用して澳門・深圳・香港の三都周遊の旅に行ってきました。
3月31日、シンガポールのチャンギ国際空港からジェットスターで香港国際空港へ。但し今回はここからターボジェットフェリーに乗って澳門に入りました。所要時間は四十五分位。双胴方の高速船はきわめて揺れが少くて快適でした。
澳門の港からシャトルバスでホテルに向いました。澳門でのホテルは「澳門威尼斯人~度假村~酒店」。




ヴェネチアの町並みを再現したショッピングモールにはゴンドラが行き交い、カジノでは金が飛び交うという全室スイートの超巨大ホテル。でも料金はなかなかにリーズナブル。ホテルのなかを見てまわるだけでも丸一日は楽しめると思います。私達も到着初日はホテル内で過しました。また、一階のレストランの一部は同フロアのカジノにあわせて24時間営業。こちらもなかなかに美味でした。
翌日は世界遺産めぐりに出掛けました。但し、最初に向ったのは「国父紀念館」。つまりは孫文記念館です。上海、香港で訪問したので、澳門でもと思ったのですが、火曜日が休館日になっていた。しかたないので外見だけ写真に撮って、見学は再チャレンジすることにしました。改めて世界遺産を目指しました。
半日掛けて歩き回ったのですが、結局全部を回りきることは出来ませんでした。澳門の世界遺産で印象的だったのは、町の中に普通に世界遺産があることと、その遺産自体がきわめて「普通」であること――世界遺産だからといって「何かすごいもの」ではないということ――です。
その日の夜は澳門ポルトガル料理の「ガロ(公雞葡國餐廳)」で、いわしのグリルなどを味わいました。ワインを一本あけて、おなか一杯食べて日本円で8000円くらいでした。円高の所為でもありますが、シンガポールの物価の高さにくらべると感動的ですらあります。
3日目は「国父紀念館」を見学。入場無料。


民国国旗がいっぱいでしたが、澳門では問題ないようです。というか「孫文」だから許されるのでしょうか。
午後、澳門から深圳へ向かうために、フェリーターミナルへ。ここでプリペイドSIMカードの自動販売機に遭遇。


3種類に内1種は澳門・香港の2地域の電話番号が1枚に入ったもの。香港・深圳併用のプリペイドSIMがある話は聞いていましたが、こちらもあったんですね。
さて、午後3時発のフェリーで蛇口港へ移動。所要時間は約1時間。港からホテルまでタクシーで小一時間といったところ。ホテルは「深圳富苑套房皇冠假日酒店」、新しいホテルではありませんが、近年改装されたようで非常にきれいな内装でした。日本人ビジネスマンの宿泊が多いようで、日本人スタッフも複数名いらっしゃるようです。
深圳では二日目に「中国民俗文化村・錦繍中華」を散策。


とにかく広くてこれも全部は回りきれませんでした。中国民俗文化村は騎馬戦アトラクション「金戈王朝」と「龍鳳舞中華」「東方霓裳」という二つのショーも見ましたが、連れ合いは「金戈王朝」か気に入ったようで2回公演の両方を見ました。「東方霓裳」「龍鳳舞中華」は直前にチケットを買ったのですが、前者はちょうど真ん中、後者は最前列でした。特に後者では演者(馬や牛の場合も)が直ぐ目の前まで来るので、すごい迫力でした。この「中国民俗文化村・錦繍中華」のある華僑城地区にはほかにも入場者収入世界一ともいわれる「世界之窗」や「歓楽谷」などのテーマパークがひしめいており、それらは「歓楽幹線」というモノレールで結ばれています。しばらくはこのあたりを攻めていければなあと思います。
夜は東門のあたりをぶらぶらしました。ここで目に付いたのが「重慶酸辣粉」という麺。

スープは「酸辣」とはなっていますが四川料理の「酸辣湯」よりは花椒が効いていて重慶火鍋のような激辛で、麺をすすると喉にきます。その麺は太目のビーフンのやわらかめか寒天かといった感じの半透明のもの。写真は翌日に撮ったものですが、とにかく立ったり座ったりしなががら町中でやたらに食べています。赤いカップがそれですが、この写真だけでも20人近くが食べています。
5日目はその東門周辺をすこし散策してお土産を買いました。手動ポンプ着きの吸い玉「康祝拔罐器」です。なんと35元(約500円)!シンガポールで買うと55ドル(約4000円)くらいするらしいので、かなりお得な買い物でした。これで腰痛肩こりともおさらばでしょう。
午後はバスで香港に移動です。太子まで一時間くらいでした。ホテルはいつもの「香港旺角朗豪酒店」。一泊だけですが、旺角の地下鉄駅から1分という非常に便利な場所にあるので、今回もここにしました。DVD、VCDをいろいろと買いましたが、自分土産は「利工民」のシャツ2着。前に一着買っていたのですが、ここの金鹿印のシャツは薄手で丈夫、シンガポールで着るにはちょうど良いので買い足しました。「朗豪酒店」から上海街店までは徒歩3分程度なのでこれも手軽な買い物です。
帰りはタクシーで機場快線の九龍駅へ、そこから機場快線に乗って香港国際空港というこれもいつものコース。ただ今回も正月と同じくジェットスターなので九龍駅でのチェックインが出来ない点が不便でした。
3月31日、シンガポールのチャンギ国際空港からジェットスターで香港国際空港へ。但し今回はここからターボジェットフェリーに乗って澳門に入りました。所要時間は四十五分位。双胴方の高速船はきわめて揺れが少くて快適でした。
澳門の港からシャトルバスでホテルに向いました。澳門でのホテルは「澳門威尼斯人~度假村~酒店」。




ヴェネチアの町並みを再現したショッピングモールにはゴンドラが行き交い、カジノでは金が飛び交うという全室スイートの超巨大ホテル。でも料金はなかなかにリーズナブル。ホテルのなかを見てまわるだけでも丸一日は楽しめると思います。私達も到着初日はホテル内で過しました。また、一階のレストランの一部は同フロアのカジノにあわせて24時間営業。こちらもなかなかに美味でした。
翌日は世界遺産めぐりに出掛けました。但し、最初に向ったのは「国父紀念館」。つまりは孫文記念館です。上海、香港で訪問したので、澳門でもと思ったのですが、火曜日が休館日になっていた。しかたないので外見だけ写真に撮って、見学は再チャレンジすることにしました。改めて世界遺産を目指しました。
半日掛けて歩き回ったのですが、結局全部を回りきることは出来ませんでした。澳門の世界遺産で印象的だったのは、町の中に普通に世界遺産があることと、その遺産自体がきわめて「普通」であること――世界遺産だからといって「何かすごいもの」ではないということ――です。
その日の夜は澳門ポルトガル料理の「ガロ(公雞葡國餐廳)」で、いわしのグリルなどを味わいました。ワインを一本あけて、おなか一杯食べて日本円で8000円くらいでした。円高の所為でもありますが、シンガポールの物価の高さにくらべると感動的ですらあります。
3日目は「国父紀念館」を見学。入場無料。


民国国旗がいっぱいでしたが、澳門では問題ないようです。というか「孫文」だから許されるのでしょうか。
午後、澳門から深圳へ向かうために、フェリーターミナルへ。ここでプリペイドSIMカードの自動販売機に遭遇。


3種類に内1種は澳門・香港の2地域の電話番号が1枚に入ったもの。香港・深圳併用のプリペイドSIMがある話は聞いていましたが、こちらもあったんですね。
さて、午後3時発のフェリーで蛇口港へ移動。所要時間は約1時間。港からホテルまでタクシーで小一時間といったところ。ホテルは「深圳富苑套房皇冠假日酒店」、新しいホテルではありませんが、近年改装されたようで非常にきれいな内装でした。日本人ビジネスマンの宿泊が多いようで、日本人スタッフも複数名いらっしゃるようです。
深圳では二日目に「中国民俗文化村・錦繍中華」を散策。


とにかく広くてこれも全部は回りきれませんでした。中国民俗文化村は騎馬戦アトラクション「金戈王朝」と「龍鳳舞中華」「東方霓裳」という二つのショーも見ましたが、連れ合いは「金戈王朝」か気に入ったようで2回公演の両方を見ました。「東方霓裳」「龍鳳舞中華」は直前にチケットを買ったのですが、前者はちょうど真ん中、後者は最前列でした。特に後者では演者(馬や牛の場合も)が直ぐ目の前まで来るので、すごい迫力でした。この「中国民俗文化村・錦繍中華」のある華僑城地区にはほかにも入場者収入世界一ともいわれる「世界之窗」や「歓楽谷」などのテーマパークがひしめいており、それらは「歓楽幹線」というモノレールで結ばれています。しばらくはこのあたりを攻めていければなあと思います。
夜は東門のあたりをぶらぶらしました。ここで目に付いたのが「重慶酸辣粉」という麺。

スープは「酸辣」とはなっていますが四川料理の「酸辣湯」よりは花椒が効いていて重慶火鍋のような激辛で、麺をすすると喉にきます。その麺は太目のビーフンのやわらかめか寒天かといった感じの半透明のもの。写真は翌日に撮ったものですが、とにかく立ったり座ったりしなががら町中でやたらに食べています。赤いカップがそれですが、この写真だけでも20人近くが食べています。
5日目はその東門周辺をすこし散策してお土産を買いました。手動ポンプ着きの吸い玉「康祝拔罐器」です。なんと35元(約500円)!シンガポールで買うと55ドル(約4000円)くらいするらしいので、かなりお得な買い物でした。これで腰痛肩こりともおさらばでしょう。
午後はバスで香港に移動です。太子まで一時間くらいでした。ホテルはいつもの「香港旺角朗豪酒店」。一泊だけですが、旺角の地下鉄駅から1分という非常に便利な場所にあるので、今回もここにしました。DVD、VCDをいろいろと買いましたが、自分土産は「利工民」のシャツ2着。前に一着買っていたのですが、ここの金鹿印のシャツは薄手で丈夫、シンガポールで着るにはちょうど良いので買い足しました。「朗豪酒店」から上海街店までは徒歩3分程度なのでこれも手軽な買い物です。
帰りはタクシーで機場快線の九龍駅へ、そこから機場快線に乗って香港国際空港というこれもいつものコース。ただ今回も正月と同じくジェットスターなので九龍駅でのチェックインが出来ない点が不便でした。
四脚歩行ロボット ― 2008/03/24 21:32
ま~さんところでしりました。ガソリンエンジン駆動らしいですが、人が思い切り蹴っても、氷で滑っても倒れないのはすごいです。
ただ、動きが非常に生物的で気持ち悪いです。
ただ、動きが非常に生物的で気持ち悪いです。
P1iのM2カードを8GBにしてみました ― 2008/02/27 22:12
現在2GBのM2から8GBのM2にコピー中です。シンガポールでショップを見回っても4GBまでしか見当たらないので、結局通販で買ってしまいました。
M-FEP3がいよいよ ― 2008/02/20 11:36
ま~さんがついにM-FEP3をフリーウェア・テストに提出されました。
フリーウェア認定を受けて帰ってきてくれることを祈りましょう。
P1i故障! ― 2008/01/18 11:57
先月半ばくらいから、充電に失敗する自体がたびたび発生していて、だましだましやっていたのですが、1/10にサービスカウンターにもって行きました。
すると、持ち込む人、受け取りに来る人の多いこと。30分以上は待たされました。後で気がついたのですが、整理券には平均待ち時間が印字されていたので、それを目安に近くで時間をつぶすことも可能でした。
対応してくれたのは親切な中年女性(つまりは「きのいいオバチャン)で助かりました。二日後に受け取りに行くと、バッテリーとコネクタ接続部を交換したということでした。受け取るだけでも小一時間かかりましたが、これで一安心。のはずでしたが、持って帰ってその晩に充電して見ると、翌朝にはバッテリー残量が0になっています。要するに治っていない。
そこで、連れ合いの助言で不具合を辞書を引きながら英語で箇条書きにし、翌朝再びサービスカウンターに持ち込みました。すると偶然にも前回と同じ女性が担当になりました。
私が受け取りに来たのに間違えて整理券をもらった(持ち込み=serviceと、受け取り=collectionでは整理券が異なり、受け取りは専用カウンターがあります)と思ったのでしょう、「受け取りはあっちよ」と声をかけてくれました。
そこで、昨晩書いたメモを見せて説明すると、テストしてくれるということでした。その他、細かいところまで気を使ってくれました。親切な担当者で本当に助かりました。
16日の朝に受け取りに行ってみると、充電器の交換とファームウェアの書き換えを行ってくれたということでした。ファームのバージョンアップは、面倒なのでずっとしてなかったので、その意味では手間が省けたといっていいのでしょうか。
結果ですが、実は充電はまだ行っていないので、本当に治っているのかどうかはわかりません。というのも、ファームが新しくなって消費電力が下がったのか、バッテリーのもちがよくなったのす。
すると、持ち込む人、受け取りに来る人の多いこと。30分以上は待たされました。後で気がついたのですが、整理券には平均待ち時間が印字されていたので、それを目安に近くで時間をつぶすことも可能でした。
対応してくれたのは親切な中年女性(つまりは「きのいいオバチャン)で助かりました。二日後に受け取りに行くと、バッテリーとコネクタ接続部を交換したということでした。受け取るだけでも小一時間かかりましたが、これで一安心。のはずでしたが、持って帰ってその晩に充電して見ると、翌朝にはバッテリー残量が0になっています。要するに治っていない。
そこで、連れ合いの助言で不具合を辞書を引きながら英語で箇条書きにし、翌朝再びサービスカウンターに持ち込みました。すると偶然にも前回と同じ女性が担当になりました。
私が受け取りに来たのに間違えて整理券をもらった(持ち込み=serviceと、受け取り=collectionでは整理券が異なり、受け取りは専用カウンターがあります)と思ったのでしょう、「受け取りはあっちよ」と声をかけてくれました。
そこで、昨晩書いたメモを見せて説明すると、テストしてくれるということでした。その他、細かいところまで気を使ってくれました。親切な担当者で本当に助かりました。
16日の朝に受け取りに行ってみると、充電器の交換とファームウェアの書き換えを行ってくれたということでした。ファームのバージョンアップは、面倒なのでずっとしてなかったので、その意味では手間が省けたといっていいのでしょうか。
結果ですが、実は充電はまだ行っていないので、本当に治っているのかどうかはわかりません。というのも、ファームが新しくなって消費電力が下がったのか、バッテリーのもちがよくなったのす。
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